もっと知りたい!ゴムのこと 経営・工場
今期から社員全員が個別目標を作りました。全員の目標を工場内に掲示してみんながそれに向かって突き進んでいきます。
私は目標を設定する意味は目標を達成することだけではない、と思っています。もちろん達成すればよいことなのですが、一番大事なことは1年間目標に向かってブレないことなのです。ですから弊社の目標はあえて数値化していません。なぜなら数値化してしまうと、もし期内に数値目標を達成する(してしまう)とその後の行動にブレが出やすくなってしまうからです。
人間の成長は無限のものです。たとえ何歳であっても成長することが出来ると思います。数値目標はある意味、今の経営には必須かもしれませんが人間の成長を考えるときには虚しさも感じてしまいます。
人として成長することが会社としての成長となる、そんな企業経営を目指しています。
おかげ様でシールパッキン.comへのお問い合わせが好調で毎日忙しくさせてもらっています。この不況のさなか本当にありがたいことです。少しでもお客様の要望に応えられるよう従業員一同がんばっています。
そのなかで僕も含めた全員が一番意識していることが『良いことは2倍、悪いことは半分』の意識です。
良いことは2倍とは
「お客様にとって良いと思われることは今までの2倍やりなさい」
ということです。悪いことは半分とは
「お客様にとって悪いと思われることは今までの半分にしなさい」
ということです。これを繰り返していくことで製品の出来栄えが飛躍的に良くなり、お客様からの「ありがとう」に繋がっていきます。そしてそのお客さまの声がうれしくて次からはもっとやろうと好循環になります。
不況のときはその会社の実力がでるんだ、と昨日のテレビで鈴木修会長(スズキ会長兼社長)がおっしゃっているのをみました。毎日こつこつと自分の(会社の)実力をあげることが明日につながると改めてか確信しました。
WBC(ワールドベースボールクラシック)が非常に盛り上がっています。昨日はアメリカにリベンジを出来て、今日、決勝で韓国と対戦です。がんばってほしいですね。
私は野球をやっていなかったので見るのが専門ですが侍ジャパンの選手たちのプレッシャーは想像を絶するものでしょう。特にイチローに対して、メディアを始め国民の期待は半端なものではありません。
イチローは皆が期待する結果はなかなか出ていないのですが、私はリーダーとして侍ジャパンを引っ張っていると感じます。自身が春先で調子が上がらない状態でも、どうにかしてチームに貢献できないものかという気迫も感じます。
会社では経営者は会社の方向性を決めます。全員がその方向性に向かっていくには野球と同じようにリーダー次第と言っても過言ではないでしょう。リーダーの言動によって部下たちの動きがぜんぜん変わってきます。部下を引っ張っていくリーダーシップというのは簡単ではありませんが、厳しいプレッシャーのなかでどうしたらチームを引っ張っていけるのかを世の中のリーダー達はイチローから学ぶ必要があると思います。その答えを彼は体現しているように感じました。
ゴム製品には、パッキンやガスケットのシール材だけでなく、防振ゴムや穴埋め目的のグロメット、外観部に使用するカバー類など実に様々なところに使われています。中には金属などと接着成形(インサート成形)するものもあります。
・少量だが精密なゴム製品が必要
・そこそこ数量はあるのだが単発か、リピートになるか分からない
・まずは、形状確認をしたいのだが、同時に耐久試験も出来ないものか
こんな時にどういう製法でゴム製品を作れば良いのか迷う事と思います。もちろんゴム専門業者にお聞きするのですが、セカンドオピニオン的に弊社に問い合わせがあることがあります。この時一番重要なのはお客様が何を重視しているかを確実に理解することです。
品質をどのレベルまで期待し、コストをどれ位に抑えたいのか、また、納期はどれくらいで考えているのか、QCDをどんなバランスで提案できるのかが重要です。もちろんQCD全てにおいて極限まで追求することが理想なのですがモノ作りにおいて重要なのはバランスです。
よくよく聞くと業者からかなりオーバークオリティな提案を(かなり高価な価格で)受けていたりするお客様もよくあります。自社の業者が言っていることがどうか、と思ったときには他の業者に問い合わせてみることも大事なことだと思います。
生産ラインや工場内で使うビニールテープ。よくあるサイズは巾20㎜と50㎜などですが、これの特殊サイズがあったらと思ったことはないでしょうか?
弊社のスライス技術を使ってビニールテープを特殊なサイズでカットすることが出来ます。巾の最小は1㎜~で今後は弊社独自の規格サイズを取り揃えていこうと考えています。
また、ビニールテープだけではなくその他のテープ類もカットが可能ですのでお客様からのご依頼で様々なものをスライスカット致します。守秘義務もあるので詳しくは書けないのですが意外と色々な利用方法があるようです。
お問い合わせを頂ければご提案やサンプルカットも可能ですので、まずはお問い合わせを!
昨日は大阪へ出張に行ってきました。『シール・パッキン.com』追加ページの打ち合わせです。インターネットショッピングや旧車向けゴムパーツ、生産設備補修&改造パーツなどなど、いろいろな意見が聞けて非常に参考になりました。
不況時には皆が経費削減に躍起になるので、こういう時期に将来コアになりそうな新規事業を進めることは逆に効率よく出来ます。社内でもいろいろと議論を活発にしていて、おかげさまで社内は非常に活気があります。
たしかに目先の売り上げは減っていますが、それにしても最近の企業の対応は少々疑問も感じます。なぜもっと中長期的視点で経営していくことが出来ないのでしょう。
これまでと違った分野への進出や違った顧客を狙うなど、大企業では簡単には出来ないことが、中小企業はトップダウンで進めることが可能だと思います。
今後も立ち止まることなく『シール・パッキン.com』をより多くの皆様に知って頂き、少しでもお役に立てるようなウェブサイトにしていきたいと考えています。
このウェブサイトからのお問い合わせもお陰さまで非常に多く頂き
この不況時なのに仕事のお話が次から次へと尽きません。
ただ、ゴムのことでお困りになっている方達はもっともっといらっしゃると
思っていますので、どうしたらそういう皆様に当ウェブサイトをご覧に
なって頂けるのか、をもっともっと考えていかなければいけません。
弊社の強みは商社ではなくメーカーというところでゴム製造を社内工場で
出来ることが高品質・リーズナブル・短納期を可能としています。
その強みを生かして、近々に新ページを幾つか追加したいと考えています。
新ページ検討中のものを下記します。
・旧車・輸入車向けゴムパーツ専門ページ
・規格品・特殊平丸パッキンの格安通販ページ
・生産設備の消耗ゴムパーツご相談ページ
などなど。皆様のご意見・ご要望を御待ちしておりますので
遠慮なくメールくださいませ。
今後とも皆様に出来るだけお役に立てるよう誠意検討していますので
ご期待ください。
年が明けてからもう1週間が過ぎようとしています。早いですね。
日本の景気は東海地方を筆頭にどんどん悪くなっています。よく言われますが暗くて長いトンネルの中に入ったみたいで、先行きがまったく読めない状況です。
こういうときは少しの良いことが幸せに感じたりしませんか?
いつも怒られている社員がその日一番の生産性を達成したとき。
近所の工場の方に「がんばろうね」と声をかけてもらったとき。
いつも言うことを聞かない子供達が進んでお手伝いをしたとき。
こんなちょっとしたことなのですが嬉しさを感じます。みんな厳しいときだからこそ嬉しいのです。
企業として景気が悪いからといって簡単に諦めてはいけないのですが、いつも先行きを心配してもうまくいかないですよね。
前向きに粘り強く(少しでも)気持ちに余裕を持って進んでいくことが必要なときだと思います。
自動車関連などの量産品は月産で何百万個というもの凄い数が流動しています。そのような大量の製品になると、何かあったときのために複数購買となります。そういう製品には各メーカーのこだわりが感じられます。
基本的な製品の形はもちろん同じなのですが、おもしろいことに製造するメーカーによってP/L(パーティングライン※1)など製品の作り方に若干違いが出ます。
なぜ、同じ形の製品を製造するのに違いが出るのでしょうか?ひとつは個々のメーカーによって得意な方法で製造したいから、もうひとつは(こちらが問題なのですが)あまり製造方法にこだわっていなくて一番安い方法で製造するから、ということがあります。
一番安い方法で品質が担保されれば何も問題はありません。ただ、大概そういう製造方法で作られた製品は品質が担保されていないことが多いのです。
とはいっても、もちろんコストは重要ですのでどうしたらコストが上がることなく生産性が上げれるのか、という点に製造メーカーとしてはこだわっていきたいですね。
ナイナイ尽くしの中小零細メーカーは知恵と工夫で製造方法に徹底的にこだわればおのずと道は開けるのではと考えています。
※ パーティングライン
製品を金型から取り出す際に金型を分割するのですが、その分割線のことをパーティングラインといいます。(たいやきを思い浮かべて頂ければ分かりやすいと思います)
ゴムを製造するのに必要な「金型」について
最近は中国製の金型もレベルが上がってきたというお客さまも多くいます。ただ、作り手側から言わせて頂くと、やはり国産の金型は良いです。
何が良いかというと、その金型を使用して作業をするときの作業性がバツグンなのです。また、成形後の工程にも金型の出来栄えは非常に影響していてトータルの歩留まりが中国製と日本製ではぜんぜん違うのです。
モノ作りに従事されている方々はこんなこと百も承知でしょうが、なかには価格を重視するあまり、あとで後悔する方もいらっしゃいます。
中国製の金型(金型だけではないですよね)はたしかに安いです。極端な話、日本製の1/3というときもあります。だけどある程度の量産になると、最初のイニシャルコストが少々違っても生産性などで必ずペイできます。
これは金型の話ではありませんがゴムメーカーであった話で、中国のローカルメーカーに仕事を依頼していたら、知らない間にゴムの種類を安いものに変えられていた、という話を聞いたことがあります。こんなこと日本のメーカーでは絶対にありえません。
もちろん、コスト競争力は非常に重要です。日本のメーカーはもっとコスト意識を徹底させなければいけません。ただ、中国のコストの安さには、その裏に「ずるさ」を感じてしまうのも事実です。
やはり物を作る上では国産ならではの良い部分が私は捨てられないと思います。
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