もっと知りたい!ゴムのこと 2014/04
スタッフKです。
ゴム製品の材料ってやっぱりというかもちろんゴムなんですが、
一般の方が目にするような所謂ゴムらしい弾性のあるゴムではありません。
大きなシート状になっていて、これを細かく切って金型に投入し、
熱を加える(加硫と言います)事によってゴムらしい弾性が出るのです。
このゴム材料は専用の保管庫で温湿度管理の元で保管されるのですが、
弊社も物量が増えるにつれて保管庫の容量も満タンになってきてまして・・・。
裁断する前のシート材は積み重ねると数百kgにもなるので
動かすのも大変ですし、別の材料と簡単に区別出来るような工夫も必須です。
今は裁断する前のシートの材料も、裁断した後の材料も
同じ保管庫内で区別して置いているのですが、
容量を考えると裁断後の材料は別の所に置きたいんですよね。
ただ、夏の暑さにも耐えれるように冷房完備の場所じゃないといけません。
裁断は工場の中で行うのですが、理想を言えば裁断機のすぐ近くに
保管庫を増設してそこに入れたい・・・なんて考えてます。
特に月初なんかは材料がごそっと入荷するので作業者は本当に大変だと思います。
いつやれるのかまだはっきりしないんですが、日々改善!の中では
多少の出費も計画に入れて腹をくくってやってかないといけない事もありますね。
そこから得られる品質の向上、生産性の向上を数値化してコスト計算をし、
割りに合う、短期間でペイ出来ればすぐにやるというのがうちのスタンスです。
まだまだ小さな工場なんですが、組織の体制も良い方向に変化しており、
管理者も増えていっている中でこういったお金をかけるべき部分を
どうやって現実のものにしていくのか、僕を含め皆で考えていけるようになりたいものです。
良い製品は良い工場から。
理想と現実のギャップはまだまだ広いのですが、
目指すべき場所は見えてきているので日々努力ですね。
こんばんは
スタッフRです
今期、全社員いろいろなセミナーを受けに行くのですが
先日、ファシリテーション研修というセミナーに行ってきました。
そもそも、ファシリテーションとは…??
ファシリテーションとは
会議やミーティングなどが円滑に行われるように
中立的な立場から支援を行うこと
または、そのための手法や技術のことをいいます
そして、その役割を担う人をファシリテーターと呼びます
潤滑油的な役割ですね
会議って、結構な経費がかかってるんですよ
というところから、会議進行のコツまで
ファシリテーションという言葉は聞いたことがあったものの
恥ずかしながら、詳しくはあまり知らなかったので
2時間のセミナーはあっという間でした
会議と一言で言っても
経費に見合う価値がある会議かどうか…
弊社の会議でも『ファシリテーション』
使えるところがありそうです
さて、明日からゴールデンウィーク!!
と言う方も多いのではないでしょうか(^―^)♪
ダイコーゴムも、10連休!!…ではないですが
4/26~4/29、5/2~5/6の間、お休みを頂きます
4/30、5/1は営業いたしておりますので
ご相談、ご注文、お待ち致しております☆
☆スタッフR☆
Tブです。
少し前のブログで花粉症が知らないうちに治ったと
お知らせしましたが・・・
ウソでした<(__)>
花粉症MAXです!!
さてさて、
皆さんゴムの歴史って知ってました?
商業的な人として始めて知ったのはコロンブスらしいですね
新世界を探す2度目の航海の途中1493年にゴムの木の樹液を固めたボールで
遊ぶ原住民を見つけたそうです。
このゴムの木の樹液をラテックスと呼び、
これを固めてできるものが生ゴム(天然ゴム)と呼ばれています。
コロンブスの発見から長~い年月を経た1839年に
チャールズ=グッドイヤーというアメリカ人が
ゴムを固める方法(加硫方法)を発見したそうですが、
偶然の産物だったようです。
天然ゴムはイギリスが独占していたところ、
ドイツやアメリカなどの他国が現在でも多く使用されている
合成ゴム(石油化学で作られるゴム)NBRやSBRを開発しました。
こちらの歴史は天然ゴムよりもず~~っと浅い1900年をずいぶん過ぎた頃だった
ようです。
そして、1950年代になってやっと世界的な輸出により、
各国での開発が盛んになったことにより近代ゴムへと発展していきました。
そのなかでもEPDMは革命的な合成ゴムであったと言われています。
古くは300万年ほど前のゴムの木の化石も発見されており、
原住民の遊び道具から始まり
様々な国で様々なゴムが開発され現在に至るのです。
こういった先人達のおかげで、ゴム製品は分野・用途が多岐にわたり
種類の多さからも、代替がきかない材料と言われており、
生活のあらゆる場面に使われています。
皆さん、こんにちは!
代表の久納です。
ゴムの耐熱性能ってどの程度なのか?というご質問をよく受けたりします。
素材によって違うので一概には言えないのですが大体下記のようなイメージでお答えします。
NBR 120℃
CR 100℃
EPDM 130℃※過酸化物加硫は150℃
シリコン200℃
フッ素 250℃※三元系は若干落ちる
アクリル160℃
ウレタン100℃
パーフロ280℃
※これらは保証値では御座いません
ただ、ご使用環境に相当左右されますので、その辺りのことをお聞きしています。
例えば、湿度が高いor低い、薬品やオイルに浸かる、常に空気に触れるor触れない、です。
また、一番お聞きしたいのがどのレベルの耐久性を求めているのか?です。
1年持てば良いのか、10年持てば良いのか、で全くご提案する素材やコストが違ってきます。
この辺りを加味してどの素材を選定したら良いのかがメーカーの腕の見せどころです。
お客さまによってははっきりと使用環境が定まっていらっしゃらない場合もありますので推測値で進めていかなければなりません。
営業は特にこの辺りを即座に回答できるよう日々努力しています。
今回は耐熱性のお話でしたが、耐薬品性、耐油性、耐候性、耐寒性、などなど様々な条件下のなかでゴム部品は使われています。
お問合わせ頂く中で現状使っていらっしゃる物があまりにもオーバースペックな素材を選定されていらっしゃる場合も多いです。
是非とも信頼できるメーカーにお問合わせされることを強くお勧め致します。
それではまた来週!
スタッフKです。
ゴム部品はほとんどの場合はバリ仕上げを手作業で行います。
製品とバリの境界線があるので引っ張れば製品の形状に
食い切れるようになっています。
先日久しぶりに作った製品の食い切りが悪く、なかなか手で仕上がらないので
ハサミを使ったのですが、これがなかなか大変で時間もかかるわけです。
元々手仕上げをしていたはずなのに何故だろう・・・
前々から仕上げ性の良い製品では無かったのですが、
なにかうまくやれないだろうかと色々考えてトライをやってみました。
結果、割りとあっさりと直す事が出来たのですが、
「昔はこうだったのでそのやり方はあんまり良くないんじゃないか」
など、やる前に色々とネガティブな情報も出てきたりするのです。
ただ最近思うのは、過去どういった経緯で条件出しをしたのかはさておき、
自分が立ち上げをやっていない製品は改めて条件を見直すというのは
大事だなぁと思いました。
結構簡単な事で今苦労している事が直ったりするんですよね。
知識・技術というよりは発想、に近い感覚なのかもしれません。
やる前からネガティブに考えるのは今後はナシにしたいものです。
それにしてもゴム成形というのは一筋縄ではいかないですね。
今は大きめの製品(所謂ゴムの塊のような物)の条件出しで
日々格闘しています。
より良い物が安く届けられるようにするのは製造部の頑張り次第。
精進します。
おはようございます。
スタッフRです。
桜も満開になり、春らしくなってきました。
先日経営計画発表会が終わり
明日から1泊2日の個人目標合宿にいってきます。
合宿では今期の個人目標を設定し
そのためにいつどのようなことをしなければいけないのかを明確にします。
私は今回2回目の参加なのですが
前期、合宿に参加したことで
目標に向かうために何をしなければいけないのかが
格段にイメージし易くなりました。
今期もしっかり目標をもって
自分自身に限界は作らずいきたいと思います。
合宿所は桜がきれいなところなので
終わったら、満開の桜を堪能できるといいな♪
☆スタッフR☆
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