もっと知りたい!ゴムのこと

もっと知りたい!ゴムのこと  

絶賛 お仕事のご相談募集中!!

皆さまいつもお世話になっております。


今回はお仕事募集の書き込みをさせて頂きます!!

2023年4月の現状ですが

弊社の工場のキャパがコロナや、ウクライナ問題、世界経済の影響で

大きなシワ寄せをもらっており、部品量が減っておりますので

新たなお仕事をお受けさせていただく余裕がございます。


Oリングでも成形品(小型部品から手のひらサイズくらいまでが得意)

ゴムのスライス加工や、自動検査機による検査応援(こちら少しずつ拡張

しているので今後もっとお受けできます)

製品の二次加硫、冷バリ処理、抜き型加工も得意としております。


ぜひ お見積りのご相談をください。

キャパ埋まり次第急募期間は終了とさせていただきますが

お見積り相談はいつでもお待ちしております。

この機会に是非弊社を利用してみてください。

宜しくお願い致します。           スタッフ 一同
                     
-|2023/04/19 Wed

成形工程・・・硫黄を加えて架橋するので「加硫」

こんにちは、スタッフKです。

昨年の更新が10月だったのでもう半年近く経っていますが・・・
前回までは加硫前のゴムの話を少しさせてもらいましたので、
今回は成形にスポットを当ててみようと思います。

成形という工程はゴム材料から部品としてのゴムの形作りをするのと、
同時にいわゆる「ゴムっぽい」弾性を持たせる工程です。
みなさんがよく見るようなゴム部品の形になり、引っ張ったり潰したりしても
元の形に復元するというゴム特有の性能はこの工程で出来ることになります。

成形の工程で使うのは、プレス機、金型です。
プレス機とはその名の通り、物を挟んで圧力をかける大型の機械です。
弊社では台湾の「磐石(パンストーン)」というメーカーのプレス機が主力となっています。
空気の抱き込みが少なくなるように金型自体を「窯」で囲い、
真空ポンプを使って窯の中を真空状態に出来る、いわゆる真空プレスという設備です。
250tという能力を保有しています。
金型は、製品の形状を彫り込んである鉄の塊です。
ここにゴム材料を挟んで閉じ、プレスで圧力をかける事で成形をします。

seikei_01.jpg

成形という工程は「加硫成形」とも呼ばれるんですが、
このゴムの加硫という化学反応がゴム特有の弾性を作る重要な物となっています。
厳密に言うと、この化学反応は正式には「架橋」というのですが、
架橋に必要な成分として一般的に硫黄が使われていまして、
硫黄を加えるから「加硫」と呼ばれるようになった・・・というわけです。
実際は硫黄を加えた後に熱をかける事で化学反応が始まりますので、
プレス機には電気ヒーターが付いており、概ね170~180℃程度で金型を温めておき、
そこに材料を入れてからプレスする事で製品の形作りと加硫を同時に行います。

何度かここのブログでもお伝えしている通り、工場の中が非常に暑いのは
この電気ヒーターでプレスと金型が温められているからなんですね。
180℃前後の機械が弊社の工場でも20台以上ありますので・・・灼熱です。
その灼熱の工場内を、複数台のエアコンを使って冷やす・・・なんてやってますので、
電気代が物凄い事になってます。。。
特に昨年からの電力費の爆上げにより、ぶっちゃけですが結構なダメージを負っております。
ゴム屋さんの電気代のほとんどは、プレスの電気ヒーターなのです。

まあそんな感じでゴム製品を作っているのですが、実際の成形の詳細は
あまり写真にしてお伝えする事が難しい、機密的な部分でもありますので、
想像してもらう為によくお話させてもらうのは・・・鯛焼きのイメージです。
鯛焼きの型って、当たり前ですけど鯛の形で彫ってありますよね。
そこに材料を入れて、熱をかけて調理しています。ざっくり言うと、あんな感じなのです。
うまく調理するためには、材料の量だったり、温度の調整だったり、焼く時間を気にしますよね。
ゴムの成形も全く同じで、金型に加える圧力、温度、時間が非常に重要です。
使用するゴム材料や金型の大きさや構造、製品の形状や一度に作れる個数(取数)などで
成形するための条件は結構変わってくるのですが、ここをうまく調整してゴムを「焼く」のが
ゴム屋さんのノウハウになっていると言えます。
色んなジャンルの飲食店が存在するように、ゴム屋さんも得意不得意だったりで
様々な会社が存在しています。弊社もそのうちの一つという事ですね。

seikei_02.jpg

というわけで今回は加硫成形についてお伝えしました。
成形という工程はゴム部品の生産の中では一番重要と言っても過言では無いので、
今後別の内容もお伝え出来ればと思います。

それではまた。
経営・工場|2023/03/27 Mon

経営企画発表会

スタッフRSです。
こんにちは。

先日、
ダイコーゴムは今期の「経営企画発表会」を行いました。
この日は工場も稼働ストップで全従業員が参加。
いつもの作業着ではなくてフォーマルな服装。
来賓にも御参加いただきます。

よって社員からは緊張感が伝わります…

経営企画発表会がスタート。
社長の挨拶から始まり、
今期の目標や仕事に対する向き合い方など、
開始早々で身が引き締まります。

続いては、
幹部の具体的な数字を用いての話。
当然ですが本当に細かく分析されており、
やることやれば成果が出るというのが手に取るようにわかります。

続いては、
各製造工程の社員の話。
各工程にどんな問題点があり、
それをどうやって改善していくのか。
各工程リーダーの熱い思いが伝わります。

ラストは表彰など。

そして経営企画発表会は無事に終了。

思うことは、
・今期に向けての社員の方向性を合わせる
・働く意欲が湧いてくる
・従業員の一体感が出る

これらは全て品質の向上に繋がっていて、
それは同時にお取引先様への信頼に繋がっていると感じます。

もちろん大切なのは今期が終わったときに、
この目標が達成できたかということ。
緊張の経営企画発表会が終わってホッとしないようにします。

IMG_1763.JPG
-|2023/03/24 Fri

新しい期のはじまり

日中はずいぶんと暖かくなってきましたね・・
ちらほら早咲の桜も目につくようになりました🌸

13日からのマスク着用緩和により、
長かったマスク生活も少しずつ変わっていくのか・・
社内は様子を見ながら少しづつ進めたいところです。

さて弊社は 3月~新しい期に変わります。

このサイトもこ新しい期のタイミングでリニューアルをと
考えていましたが、先に別のサイト(旧車FANSITE)を進める事になりましたので
シールパッキン.comサイトはもう少し後になります。
続きを読む>>
-|2023/03/10 Fri

年末年始休業のご連絡

日頃よりご利用をいただきありがとございます。

年末年始休業の期間を以下の通りとさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、

何卒宜しくお願い致します。

2022/12/29 ~ 2023/01/04




お問合せ頂きましたメールにつきましては

1/5より順にご連絡をさせて頂きます。

何卒よろしくお願い致します。✨
-|2022/12/26 Mon

しばらく更新停止のお知らせ

こんにちは。 スタッフKOです。


タイトルにある通り、シールパッキン.comのブログを

意図的に来春まで更新停止とさせていただくことになりました。

2022年の年末は

為替の影響、原油の影響、最低賃金の上昇などで、やりくりするために

非常に業務がやり難く、コストを節約する動きが非常に重要です。


製造工場は皆そうだと思いますが、電気代が異常事態ですね。


いつまでこんな状態を放置されるのか不安ですが

このままでは電気代だけで、利益が吹き飛びますよね。。。


自動車業界も、価格改定は相談してくださいと、建て前は

間口を広げてくれてはいますが、実態は担当ベースで、

非常にお堅い対応でなかなか値上げもままならず。


このような状態が来年はどこで転機が訪れるのか。

それまではゴムの生産もやれることをやっていくしかありません。

なので、一旦工場内の改善に力を注ぐために、WEBスタッフの

力もそちらに集中させることにしました。


こんな情勢の中でも弊社は技術向上と精度を求めた

ゴム製品開発に力を入れてづけてはおります。

来年からは 自動検査機も導入して 冷バリというバリ処理工程も

導入しようと思っております。


ブログ再開時に間に合うかわかりませんが

サイトのリニューアルも検討中なので

今後もシールパッキン.comの活動に期待してください。


ではまた、次回!!
経営・工場|2022/10/26 Wed

成形前の材料準備・・・裁断工程

こんにちは、スタッフKです。

10月に入ってようやく少しだけ涼しくなってきた感じもしますが、
先日もお伝えした通り弊社の工場内はまだまだ真夏状態です。
早く冬になってほしいものですね。

さて前回は加硫前のゴムについてお話をさせて頂きましたが、
今回も引き続きという事でやっていきましょう。

加硫前のゴムを加硫成形して、ゴム製品を作るためには製品の形状を彫った
鉄の塊、「金型」が必要になります。この金型に材料であるゴムを入れていくのですが、
製品や金型の形に合わせて材料は細かく裁断していかなければいけません。

屋台やお店で焼かれている「たいやき」の鉄板を見た事ありますでしょうか?
ゴム製品の金型もあのような感じで、製品の形状が彫り込んである所に
ゴム材料を入れ、挟んで熱をかけて成形をしていきます。
なので、大きなゴムシートそのままを入れる事は出来ませんので、
弊社では短冊形状に裁断した材料をよく使用しています。

ゴム材料を裁断するためには専用の裁断機を使用します。
ゴムの種類などによっても裁断機の仕様は変わったりするのですが・・・
弊社で使用しているのは「押し切り」と言われるギロチン形式の裁断機です。
これで全てのゴム材料を裁断しています。

縦横の幅をプログラムしてスイッチを押せば・・・後は自動で切断。
昔の裁断機はアナログだったのでこうはいきませんでしたが、現代の技術はすごいですね。
機械の寸法精度も1/1000まで設定出来ますから、非常に高精度です。
ただし加硫前のゴムのシートは厚み方向は凹凸が多少あり、
高精度で同じ幅で裁断したとしても1本辺りの重量には少々差が出ます。
この「重量管理」がゴムの成形では非常に重要な要素となってきます。
それはまた別の話・・・。

zairyo.jpg

この材料、切込みは入っていますが実は微妙に繋がっています。
バラバラに切ってしまうと取り回しが悪く、整列させるのにかなり時間がかかってしまいます。
このようにちょっとだけ繋がっていれば、少し引っ張れば簡単に千切れますので
裁断後に改めて整列させる必要が無く、時間短縮に繋がります。

切った後の材料は成形するまでの間、冷えた場所で保管しておきます。
弊社の成形工程は1直・2直共に成形機を18台稼働していますが、裁断に関しては1台のみです。
同業さんと比較するとかなり少ない・・・かも?
この辺りは各社のやり方の違いや機械性能の差が出るところですね。

「切る」という分野においては弊社は別に特別なノウハウがあるわけではないのですが、
加硫前のゴムのように形状が不安定な物をキレイに切っていくというのは
それはそれで結構難しく、機械の性能に頼る事にはなるのですがどのようなやり方をしたら
うまく形状を保って切る事が出来るのかなど、設定項目は結構多かったりします。
特に今の新しい裁断機を導入してから、やれる幅は増えたのですが実際使いこなせて
いるのかというと・・・まだまだですね。
裁断の技術力ももっと向上させていきたいものです。

それではまた。
経営・工場|2022/10/18 Tue

優雅な趣味

スタッフRSです。
長久手市に住んでおります。

趣味の一つがランニング。
昨日10/9(日)も休日ルーティンのランニングへ。
モリコロパークを目指してスタートしました。
よく走るこのコースですが、トヨタ博物館の近くに見慣れない人だかりが。
近づいてみると…
クラシックカーがゾロゾロと出てきました🚙🚗🚙🚗

クラシックカー・フェスティバルのようです。
みんな写真パシャパシャ撮ってます📸

私は少し見学してランニングを再開したのですが、
その後も市内ではクラシックカーが走行しているのをたくさん見ました。
私のランニングの目的地、モリコロパークに着いてビックリ‼
園内もフェスティバルの会場でした!

長久手のビッグイベントなのに何も知らない市民です💦

オーナーの皆さんが自慢の車を気持ちよさそうに運転しているのが印象的。
優雅な趣味ですね👍

旧車FAN SITEでお手伝いさせていただいたクラシックカーがあったらうれしいな~
なんて思いました。
-|2022/10/10 Mon

オンラインショッピング休止について

前回の投稿でご連絡をさせて頂きましたが、

来年サイトリニューアルを検討しています。
当サイトもオープンしてから気づけば14年が経過しており、
過去事例を見てお問合わせを下さるお客様も沢山お見えになりますが、

当時弊社の強みの1つであった極薄シート
こちらは現在は製造は終了しております。

2008年のオープン当時に掲載をした
耐塩素水性のPK・・こちらは現在もお問合わせも、ご提案も行っております。
など・・・・

14年の月日でご提案出来る内容も変化しております。


14年前にお気軽にご利用を頂けるようにとの思いでご用意しました
ショッピングサイトにつきましても、
現在は希望に合った素材含めご提案を希望される
お客様が増えている事もあり、

内容、商材も含め再検討をさせて頂きますので
一旦休止をさせて頂く事となりました。

Oリング、平丸パッキンにつきましては、
お電話でご注文は承っておりますので、
お気軽にお問合わせをお願い致します(^^)
-|2022/09/21 Wed

資源の高騰問題

突絶ですが

そろそろ、当サイトもリニューアルの必要な時期かなと思います。


来年に向けて計画中ではありますが、先行して近い時期で

オンラインショッピングだけ休止とさせていただく予定となっておりますので

皆さまにご迷惑をおかけしますがその期間はお問合せからの

ご連絡をお願い致します。*現時点では時期未定です。


原因は多々ありますが、為替、原油、その他エネルギー問題などで

我々ゴム業界の仕入れもどんどん上がっております。

コロナの影響で働き方や、生活の在り方も変化しています。


付加価値の付け方や宣伝の仕方などでも

新しい時代に合わせた 応用が必要になると感じています。

焦らずじっくり検討をして皆さまのお役に立てるような

体制を作りながら、HPのリニューアルをしたいなと考えております。


ここに来てゴムの原料自体の供給不足や、価格の値上げも激化してきて

いますが、日々使用するビニールや段ボール、油やアルコールにしても

何でもすべてが値上げを余技なくされるタイミングです。

我々の生産する製品も同じく価格UPをお願いしていくことが出来ないと

生き残れない時代です。

その中でも少しでも、私たちの強みを解っていただいて、たくさんの

優良な部品や製品を販売していきたいなと努力しております。

こんな状況でも、新しい設備やアイデアを開発導入しているところです。


ゴムパッキン、Oリング、ゴムガスケットだけでなく

さまざまなゴム製品を開発また生産しておりますので

引継ぎシールパッキン.comを応援ください。


宜しくお願い致します。      スタッフ KO
-|2022/09/01 Thu
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