もっと知りたい!ゴムのこと | シールパッキンとゴム硬度の関係

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シールパッキンとゴム硬度の関係

シールをしたいときにゴムパッキンの硬度(ゴムの硬さ)は意外と重要となります。

ところがこの硬度が一般の方には伝わりにくいようで、例えば「硬度40Hs(ハードネス)の硬さはどれくらいのイメージですか?」というご質問が電話やメールでお伝えすることがなかなか難しいのです。

ゴムには実に様々な硬度が存在することをあまり知られておりません。例えば、ホームセンターなどでよく見かけるゴム板。これは大体70Hs前後の硬度です。(扱っている商品によっては違う場合もあります)

また、ちょっと前に流行った地震対策用などに使われているゲル。これはゴムではないのですが硬度計で計測すると大体1Hs~5Hsくらいの硬度です。非常に軟らかいのですが実は同じような硬さのゴムが存在します。しかもゲルよりも安価に造れたりします。

上記のように材質にもよりますがゴム硬度は大体5Hsから98Hs位まで幅広く存在するのですが一般的にイメージされているゴム硬度は大体50Hs~80Hsくらいと考えられます。しかし、ゴムにはもっと軟らかいものもあれば、逆に硬質プラスチックのような硬いものもあるのです。

また、ゴムの最大の特性として、引っ張ったり、縮めたりしても元に戻る「復元性」が強いことです。ゲルや硬質プラにはこのような特性はあまりありませんので、硬質プラの硬さとゴムの復元性の両方を要求されるようなところや、ゲルのように軟らかくゴムの復元性が要求されるところには重宝されています。
ゴムパッキン|2008/12/13 Sat
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