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ゴムの硬度

皆さんはゴム製品の硬さ(硬度)はどのようにして決めますか?手元にサンプルになるものがあれば良いのですがサンプルになりそうなものが無いときは何を基準に硬さを決めればよいのでしょうか?

ゴム硬度の規格は実は数種類あり、あまり分かりやすくありませんがここでは単位として「HS」を使用します。

まず一番一般的なゴム硬度は「70HS」です。この硬度は規格品Oリングに最も多い硬度です。イメージとしては「自動車のタイヤ、ホームセンターで売っているパッキン類」と同等の硬さとなります。

次は硬度「50HS」。少し柔らかめの硬度となります。イメージは「消しゴム」と同等の硬さです。この硬さも割と多くイメージはし易いのではないかと思います。

硬度「30HS」は難しいですがイメージは「マウスパッド(柔らかい)」でしょうか。一般的に使われているゴム硬度で一番柔らかいゴムといえばこの30HSとなるのですが実はもっと柔らかいゴムが存在するのです。。。

硬度「10HS以下」。ほとんどゲルのような硬さです。イメージはずばり「ゲル」。ハンドリングが大変なくらいの硬さでゴムでこの硬さが出来るとご存知の方は少ないでしょう。

逆に硬いほうでは硬度「90HS以上」はどうでしょうか?イメージとしては「硬質プラスチック」でしょうか。硬度90HS以上になると『これがゴム!?』と思うくらいにカチカチです。それでもゴムの特性である弾力性を保持しており強度もかなりあります。

ゴムの硬さをどうしようと思ったときには専門のゴム業者にお問い合わせください。最適なゴム硬度をご提案していただけると思います。
ゴムパッキン|2009/03/31 Tue
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