もっと知りたい!ゴムのこと | ゴム押出成形品②

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ゴム押出成形品②

昨日もご紹介した押出成形品ですが、今日はどのような材質が出来るのかをご紹介しましょう。

1.シリコンゴム(ソリッド・スポンジ)

まずはシリコンゴムです。押出品としては一番一般的なのではないでしょうか。ソリッドと呼ばれる通常のゴムで押出した製品とスポンジ(単発泡、連発泡)とがあります。また、色彩も調整しやすい材質なのでカラフルなものが必用であればシリコンゴムがぴったりです。このほか、難燃性シリコン、高引裂きシリコン、耐熱シリコン(230℃)などが可能です。

2.合成ゴム(ソリッド・スポンジ)

合成ゴムは、EPDM、CR、NR、ブチルゴムなどなどいろいろありますがこれにもソリッド品とスポンジ品があります。自動車関連、電子機器関連、建設関連など幅広く使用されています。

3.ふっ素ゴム(ソリッド)

弊社のお勧めがこれです。ふっ素ゴムの押出し品を取り扱っているところは少なく、またコスト的に高価なところが多いのですが弊社は独自の提携でコスト的にも安価なご提案が可能です。例えばシリコン押出し品を温度環境250℃で使用していてパッキンの持ちが良くない場合、ふっ素ゴムであれば飛躍的に耐久性が向上します。パッキンの価格はシリコンよりも高くなりますが耐久性が向上することによってトータルコストを抑えることが可能です。また耐薬品性を必用とするところに使用する扉パッキンにはふっ素ゴムが最適です。他の素材では対応できない薬品・溶剤までふっ素ゴムは対応可能としています。

窓枠パッキンや扉パッキンなど押出し成形品が活躍する場所はいろいろとあります。ただ、材質が適正に選定されているかというと疑問を感じることがあります。押出し成形が出来るメーカーは非常に少なく、メーカーによってできる材質が限られているのも影響しているのかもしれません。こんな材質で押出し品ができないかなぁ?というお問い合わせお待ちしております。
ゴムパッキン|2009/03/27 Fri
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