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塩素に強いゴム

水道水の中には消毒のため塩素が含まれています。(残留塩素といいます)その含有率は地域や季節によって変わるそうですが20~30年前に比べて残留塩素が増えています。

水周り周辺には様々なゴム製品(ゴムパッキンなど)が使用されていて、この残留塩素がゴムパッキンに対して侵食することがあります。ゴムパッキンの材質によってどうなるかは変わりますがひどいものはゴムの中に含まれているカーボンが溶け出して水道水が黒く濁ったり(黒水といいます)パッキンがひび割れてしまって水漏れしてしまうことがあります。

水周りのパッキンに使用されていたゴムとしては、SBR、EPDM、シリコンなど様々ですが、現在は残留塩素に対して強い特性を持ったゴム材料が注目されています。このゴムはEPDMをベースとして黒水やひび割れを起こさないよう工夫された材質です。

水周りのゴムパッキンは非常に耐久性が重要です。もしもひび割れや黒水が発生すれば重要な市場クレームとなります。そうなる前にゴム材質の変更をお勧めします。
ゴムパッキン|2009/05/09 Sat
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